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2018.04.17

「野球とEQ」

★「野球」と「EQ」

●「EQ」は、下記8つのコンピテンシーを測ることで「リーダーシップ」「コミュニケーションスキル」向上につなげることができます。

選手をマネジメントする際に、役立つ考え方ではないでしょうか?指導者の皆さま、EQ力を鍛えて、チーム力を向上させてください!

1.「感情リテラシー」
日常において自身の感情に向き合う
2.「自己パターンの認識」
自分の思考パターンや行動パターンを意識する
3.「結果を見据えた思考」
自分がとろうとする行動がどのような影響をもたらすか事前に考えるようにする
4.「感情のナビゲート」
感情をむやみに押し殺すのではなく、感情のもたらす情報やエネルギーを大切にする気持ちをもつ
5.「内発的なモチベーション」
やりたい自分を見つけるようにする
6.「楽観性の発揮」
楽観的な思考を心がける、ポジティブに物事を捉える
7.「共感力の活用」
相手の心の風景を偏見や固定観念なしで見るようにする
8.「ノーブルゴールの追求」
自分の生き方にそった意思決定なのか常に問いかける

●野球におけるEQ力発揮方法

1.感情の読み書き能力 を高めさせる(感情リテラシー)
感情がプレーに どのような影響を 与えるか、考えさせ 教える
 ■「今、どんな気持ちでプレーしたんだ!?」

2.自分のパターンに気づかせる(自己パターンの認識)
ピンチになったとき、 エラーをしたとき 自分の心のクセを 気づかせる
 ■「ピンチになったときに出る自分の癖をしっているか!?」

3.結果を見据えた思考を促す(結果を見すえた思考)
自分がやろうとしていることが 試合の流れや結果にどのような 影響を与える
か、常に考えさせている
 ■「自分がやろうとしていたことがチームや試合の流れにどんな影響を与えるか、考えたのか!?」

4.感情のもたらすメッセージやエネルギーを上手に活かすようにする
 (感情のナビゲート)
泣きたいとき、腐りたいとき、 無理に抑えさせず、ひとしきり 泣かせ、
毒づかせ、それから 考えさせる
 ■「まずは、泣きなさい、叫びなさい、うなりなさい、それから考えてみよう。」

5.内発的な動機を探す気持ち作り(内発的なモチベーション)
何のために野球を始めたのか、 野球を通してどうなりたいのか、
野球は楽しいものだ、 やれといわれているからやっているのか、
俺が恐いから練習しているのか、 いろいろ考えさせる
 ■「今日までなぜ苦しい練習に耐えてこられたのか、思い出せ!」

6.楽観的な思考を促進する(楽観性の発揮)
ピンチになったとき、 これでようやくいい試合になった、とさらりと言う
ピンチのときこそ笑え、 野球は最後までわからない、
だめなことに目を向けたら試合にならない、あきらめないで最後までやることを 言い聞かせ、体験させ、実現させる
 ■「逆転されたってことは逆転できるってことだ!」
 ■「さあ、これから本当の試合ができるぞ、実力を見せてやれ!」

7.自分の景色を優先するだけではなく、相手の景色も見えるように
  する(共感力の活用)
 ■「デッドボールのとき、 お前も痛いが相手のピッチャーは もっと痛い」と教える、仲間から声をかけてもらえることのありがたさを教える

8.自分らしい生き方を考えさせる(ノーブルゴールの追求)
野球を通して、 自分らしく生きる、 自分らしさを活かす ことを学ばせる
 ■野球を通じて、自分の人生をどうやって豊かにしていくのか?
 ■野球を通じて身に付けている力はなんだ?
 ■お前の持ち味はどこにあるんだ?