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2018.05.08

【企業へのEQ導入(BBPコミュニケーション研修)】~導入事例❷

【2018年5月1日開催:BBP研修】

所沢にあるガス会社にて、「BBP(ブレイン・ブリーフ・プロファイル)研修」を実施いたしました。

この研修は、「コミュニケーション力向上研修」です

この会社様での「研修」のきっかけは、「新入社社員へのEQ研修」でした。4月に2名の新入社員を迎えたこの会社で、これから社会人として会社の中枢を担ってもらうために必要な力として、「EQ力向上」をテーマとして研修を実施しました。

そして、今回の社員全員に対しての「BBP研修」で、
・それぞれの脳のタイプの特徴と接し方
・社員同士の脳の嗜好性を理解することによる社内コミュニケーション力強化
・営業先においての対人スキル向上
について取り組んでいただきました。

★BBP研修とは・・・・
EQを元にした「脳の嗜好性」を測るアセスメントを受検し、8つの脳の嗜好性パターンから各嗜好性の特徴を学んでいただきます。各「脳の嗜好性」の特徴を掴むことで、円滑な同僚とのコミュニケーション、上司とのコミュニケーション、お客様とのコミュニケーションに結び付けるものです。
脳のタイプは、
「サイエンティスト」  「ビジョナリー」
「インベンター」    「ガーディアン」
「ストラテジスト」   「スーパーヒーロー」
「デリバラー」     「セージ」
に分かれます。3つのスケールは、

「理性的」か「感情的」か
「保守的」か「革新的」か
「現実主義」か「理想主義」か
でタイプ分けしています。

左側4つは、「理的」な情報をもとに物事を処理しようとする脳
右側4つは、「感情」から得られた情報をもとに物事を処理しようとする脳

★研修の流れ

❶研修ガイダンス

研修前に受検いただいたアセスメントの結果と手引書をもとに、

・研修の流れ

・自分自身の結果の見方

・同僚の方がたの結果の見方  について理解を深めていただく。

❷それぞれのタイプ別のメンバー同士の情報共有

今回の会社様のタイプは、

「セージ」8名  「ガーディアン」6名

「スーパーヒーロー」1名  「ストラテジスト」1名

「デリバラー」1名  「サイエンティスト」1名

ちなみに、所用で席を外されていた社長の脳のタイプは「サイエンティスト」でした。

※1名のところは、お一人で自分の脳の特徴を捉えていただきました。

<ワークの内容>

・自分たちの脳のタイプの良いところと悪いところ

・周りからの見方を意識した明日からの取り組み

・私たちと付き合う際に注意していただきたいこと

 

❸タイプ別の発表

それぞれのタイプ別に分かれていただき、グループワークいただいたものを代表者に全体で発表いただきました。

 

❹個人ワーク(ミックスプロフィール)

グループワークでは、タイプ別に分かれてワークいただきましたが、個人ワークでは、それぞれ個人の結果を見たときに、中央寄りになっているバブルが

ある場合、「ミックスプロフィール」を参考に自分自身の特徴を捉えていただくというものです。

❺研修の振り返り(アンケートをもとに)

・今までぼんやり感じていたこと(行動に移すのが苦手・・・等)がはっきり示されて、気付いたことによって直せるなと思えた。今後の役に立ちそうだと思えた

・脳のタイプが違う人の考え方に対して、理解するのに役立った

・「EQ」という言葉を初めて耳にし、こういったカテゴリー分けがあり、どういう所を直せば「+」や「-」になるというところが勉強になった

・石橋を叩きすぎるのもよくないので、もう少しリスクをとってでも成し遂げるなどのことをやりたい。プラン立てをしっかりする

・他者とのかかわりの中で活かしていきたい

・実践ワークもあり、楽しかった

・普段自分について考えることがあまりないため、大変よかった

・大人になってからあまり自分を分析することはなかったので、興味深かった。

・普段あまり話すことのない他の人の性格みたいなものが分かり、接し方など参考になった

・この会社に入ってからこのような研修は受けたことがなかったので、継続して受けてみたいと感じた

❻社長との振り返り面談

研修翌日、まとめたアンケートなどをもとに、今回の研修の依頼者である社長と研修の振り返りを実施しました。

社長の脳の嗜好性は「サイエンティスト」(経営者に多いと思われます)

「感情」からの情報を元に物事を処理したいと考える従業員の皆さまが多い組織での社長の役割の重要性もご理解いただきました。

通常、研修と言えば研修を受けたときはしばらく意識をするものだが、日がたつにつれて元に戻ることが多いため継続して実施していくことにいたしました。次回は10月以降で検討していただくことになりました。

以上